バニラ完成品製作記 その5

さあバニラ完成品製作記も大詰めです。
最初に顔に眼球を合わせて表から見てピッタリ合っているかどうか確認します。
合っていない場合は、球体のダイヤモンドポイントなどで削って合わせます(削りすぎ注意)
ちなみに裏から見た時は、かなり隙間が空くと思います。
それはある程度、眼球の位置を調整できるようにするためと、シリコン型から抜きやすいようにするためです。
さて、まずは電飾キットです。(次の画像)
今回の電飾キットには二種類のスイッチを使用しました。いつものDS195と今回新たに使用したDS196です、
違いは、DS196の方が電極が一つ多い事で、その電極は使用しません。
スイッチメーカーの欠品の為です。
作動には問題ありませんので、何卒宜しくお願い致します。
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次にインナーパーツに両面テープ(透けるもの)を目の部分に貼り眼球を付けます。
LEDを嵌めてから
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ライトオン!
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ラッカーのホワイトを薄めで3~4回吹きます。
この時、ほこりが付いたりやムラができないよう気を付けながら均一に塗ります。
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ライトオンしながら吹いた方がムラなどがわかりやすいです。
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失敗したらシンナーで洗い落としてやり直せばいいだけです。
OKならクリアを2~3回吹きます。
クリアが完全に乾いてから黒目のペイントです。
エナメル塗料のブラックを使い面相筆でペイントしました。
眼球には黒目の位置が浮き彫りになっていますが、電飾しない場合でも資料を見て黒目の位置や大きさを確認しましょう。
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やはり光ると黒目が小さく見えますね。
資料を見て黒目の位置を確認したら、浮彫の黒目より一回り以上大きくして上方向でやや前方がいいかと思いました。
エナメルシンナーは下地のラッカー系塗料を溶かさないので、何回でも修正ができます。
作品の良し悪しは、目のペイントで決まるといっても過言ではないので、ジックリ時間をかけて作業しましょう。
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次に口の固定と接着です。
口はある程度、開き具合を調整できますので、お好みの位置を決めてください。
口の組み立て方は、その2でも書きましたので、そちらも参考にしてください。
初めに中のキバを接着します。
次に上の口の開き方を決め瞬間接着剤で接着します。
ここは、顔をはめてみて良い感じのところを確認するといいでしょう。
次に下の口の開き加減を決めますが、2つある横の口との関係もありますので、すべての口をはめながら決めます。
私の場合は、できるだけ開かせたかったのですが、胴体に付けた時、多少当たる部分がありましたのでリューターで削りました(次の画像)
下の口が決まれば、2つの横の口は、ほぼ決まります。
瞬間接着剤で接着してからパテ埋めして固定します。
パテが柔らかいうちにパテが付かないよう水を付けて胴体にはめてみてみて合っていればOKです。
尚、レジン製のダミー真鍮線は強く曲げると折れますので、折れた時は2㎜径の真鍮線を打ち込むか真鍮線無しで接着パテ埋めして下さい。
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この開き具合が私の好みです。
画像ではわかりずらいですが、中のキバが見え隠れしています。
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顔をつけたらこんな感じ
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次にスイッチの接着です。
スイッチは、画像のように設置位置に瞬間接着剤で接着します。
スイッチの可動部分に接着剤やパテが付かないように注意してください。
スイッチは今回、金具部分が3か所あるスイッチDS196kも使っています。
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胴体に付けてみて大丈夫なら
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隙間にパテ埋めしてから
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胴体に合わせてみて確認します。
ちなみにスイッチのONOFFは、綿棒を使うとやりやすいです。
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次に毎回電飾キットでやっている上級者向け瞼のパテ盛りです。
電飾によって白目が大きく見えてしまうので、資料を見ながらより似させる為に微妙にパテ盛りします。
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微量の瞬間接着剤で接着したほうがこの後、パテ硬化後にダイヤモンドポイントで修正する時、パテが剥がれないにくいです。
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瞼修正後、眼球の位置決めもOKなら接着パテ埋めします。
その後、目の光量調節の為、眼球の裏面にラッカーのホワイトを筆塗りしました。

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次にインナーパーツを合わせ接着パテ埋めしました。
LEDもパテで光漏れがないよう固定しました。
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次に顔を首パーツに接着パテ埋めします。
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ここは溝になっているので、パテ埋めしパテが固まったらダイヤモンドポイントで資料を見ながらディティール修正します。

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後ろ側はこんな感じ
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パテが固まったら、リューターにダイヤモンドポイントを付けて表面ディテールを整えます。
最後に取ってある基本色で修正して完成です。
筆塗りで綺麗に塗れない時は、、エアブラシ細目で修正しましょう。

これでバニラ完成品製作記は終了です。
さあ、今度は皆さんの番です。
完成品製作を楽しんでいただければ幸いです。



この記事へのコメント

ROOT87
2025年08月04日 21:29
浅川 様。こんばんは♪バニラ完成お疲れ様でした♪いよいよ命の眼がはめ込まれた事で一気に映像世界の中のバニラを眼前にした気分です。めちゃくちゃかっこよすぎですぅ。チャームポイントの豚鼻も引き立っています!
映像の中では不遇な扱いでしたが完全新規で作られた、その圧倒的な存在感に改めて惚れ直しました。頑張ってアボラスと対峙させたいと思います。
浅川
2025年08月04日 23:30
ROOT87様 こんばんは、ありがとうございます。やはり目は命ですよね。それだけに時間をかけて慎重に作業する意味がありますね。目のペイントで今までの全ての作業が報われるといっても過言ではないですね。
おっしゃる通り、完全新規造形のバニラには、他に類を見ない個性と魅力があると思います。そんなバニラの魅力が、キットを手に取り少しでも感じていただければ幸いです。