アボラス完成品製作記 その3

さて今回はいよいよサーフェイサー塗装ですが、その前に注意事項から。
個体差はあると思いますが、顔パーツに上アゴパーツを鼻の裏側のダホを嵌めてから合わせて見ると、こんな感じでズレた感じになる場合がありますが、これはただ単に奥に入り過ぎているからです。
IMG_2274.JPG
なのでちょっと浮かせてみるとこんな感じになります。
IMG_2277.JPG
こんな感じに爪楊枝などで押さえると合わせやすいです。
なので合わせる時は、押し込み過ぎないようにしていただければと思います。
IMG_2278.JPG
という訳で上あごパーツを嵌めてからサーフェイサー塗装しました。
今回は昔からよく使っているグレーのクレオスサーフェイサー1000を使い太めのエアブラシで吹きました。
スプレー缶は、濃くてモールドが埋まりすぎるので使いませんでした。
IMG_2367.JPG
あれっ.....なんか忘れてますかね。
IMG_2362.JPG
答えは舌パーツです(笑)
電飾キットの場合は、舌はスイッチオンオフで触る部分なので、塗装が剥げやすくなる為、透明プライマーを塗ってからサフレス塗装します。
IMG_2363.JPG
サーフェイサー塗装によって気泡やバリなどが目立ってきますので、今のうちに見つけて修正しておきましょう。
IMG_2365.JPG
サーフェイサーが乾く間、基本色作りです。
基本色1は、グリーン3+キャラクターブルー4+RLMO4イエロー1+フラットホワイト2+フラットベース多め
基本色2は、グリーン1+キャラクターブルー5+スカイブルー2+フラットホワイト2+フラットベース多め
を作りました。
まず基本色1を吹きました。
IMG_2369.JPG
IMG_2372.JPG
次に基本色2をまだらに吹きました。
IMG_2377.JPG
結構まだらに吹いてますが、画像では全然わからないですね。
IMG_2378-001.JPG
このアングルでもわからないですね。
IMG_2381.JPG
アボラスの資料はいろいろな色のパターンがあるのですが、ひときわ目を引いたのが黄土色系の汚れの付いた資料でしたので、基本色3(サンディブラウン6+ブラウン1+フラットホワイト3+フラットベース多め)として汚し色の黄土色系の色を作って吹きました。
IMG_2383.JPG
IMG_2388.JPG
IMG_2385.JPG
IMG_2386.JPG
次に電飾キットなので、顔の裏側に光漏れ防止用の艶消し黒を筆塗りしました。
IMG_2395.JPG
次に口の中の色ですが、シンナーで下地の色をある程度剥がしてから、ラッカー系の艶消し赤8+白1+黄色1を筆塗りました。
剥がし方も完璧にキレイに剥がさずムラムラな感じで剥がしたので、赤もムラムラですね。
筆塗りなので下の色と混ざり合いムラムラだけど馴染んでいる的な。
IMG_2397.JPG
次に角です。
まずは筆洗い用のシンナーでキッチリ剥がします。
筆や綿棒、ティシュペーパーなどを使いました。
IMG_2399.JPG
次に角の下地の色(スカイブルー7+フラットホワイト3+フラットベース少な目)を筆塗りしました。
筆塗りでムラになるようなら、顔をマスキングしてからエアブラシもいいですね。
IMG_2400.JPG
今回のアボラスペイントで鬼門だったのが、この角でしたね。
次回は、その鬼門のペイントからですね~

この記事へのコメント

ROOT87
2025年03月09日 13:58
浅川 様。
こんにちは。サフ吹き状態もサフ萌え❤️で非常に良いですが、やはり色が乗ると一気にテンション上がりますねぇ。混色レシピも非常に参考になります。色が重なる度に表情が変わり、サンド系の色が加わる事でより青が緑がかって痺れるほどカッコいいです。80年代前半、旧国立競技場で陸上の競技した事あるのですが、当時はウルトラ人気が再燃していた頃だったので、あぁここでアボラス、バニラ、ウルトラマンが闘ったんだなぁと感じた事を思い出しましたー😊。
アボラスの場合、お口の赤がかなり目立つので、ここもやはり1つのポイントですね。
次回も楽しみにしています。
浅川
2025年03月09日 18:30
ROOT87様 こんにちは。混合レシピは私好みの目分量ですので、自分好みの色にする事をお勧めいたします。初めはもっと青々としたイメージだったんですが、黄土色の汚し塗装でかなり緑系になり、これも良いなあという感じで落ち着きました。
それはそうと、陸上競技でしかも国立競技場で競技って..........私も陸上部でしたが、県体行くのが精一杯でした..........ROOT87様ってすごい人だったんですね!