スカイドン完成品製作記 その7 追記あり
今回は目のペイントからですね。
電飾キットの説明が多いのでノーマルキットの場合は、参考程度に見ていただければ幸いです。
まず目の裏の面にスポンジヤスリをかけてからクリアを筆塗りしました。
これにより眼球が透明になり光った時に塗りムラなどが分かりやすくなります。
次に顔のインナーパーツに両面テープを貼りマスキングテープで口の中を隠しました。
でっ、毎度おなじみ白目のペイントです。
今回も何回もシンナーで落としたりしながらのペイントになりました。
ホワイトをシンナーで薄め、離れた所から5~6回ぐらい薄めでムラや埃など巻き込まないように注意しながら吹きます。
電飾キットの場合は、もちろん光らせながらチェックします。
何回も合わせたりするので、LEDをインナーパーツの穴に差し込み瞬間接着剤で接着した方がやりやすいです。
OKならクリアを2~3回吹きます。
次にエナメル塗料で黒目を描きます。
黒目のエナメル塗装工程は、絵の方が分かりやすいと思ったので描いてみました。
1,黒で黒目を描きます。原型に浮彫になっている黒目に沿って塗りましたが、まだ輪郭も決まっていません。ここで顔に合わせ黒目の位置や大きさを資料をガン見しながらチェックし修正します。
2,顔に合わせてまず外側の輪郭を決めてから、中の黒をエナメルシンナーと筆を使って取っていきます。面相筆にシンナーを含ませ溶かしながら修正していきます。余分な塗料は、ティッシュペーパーで拭いた筆で吸い取っていきます。
3,黒目の中の色(絵ではピンクですが、実際はブラック+グリーンです)を塗ります。
4,黒目の中の虹彩を黒で描きます、同じエナメル塗料なので完全に乾いてから塗れば大丈夫ですが、あまりしつこく塗っていると下の色が溶けてくるので、なるべくサクッと塗ります。
OKならラッカー系のクリアを2~3回吹いて眼球完成です。
眼球のクリアが完全に乾いたら顔に合わせ資料を見ながら一番いいと思った位置に接着するのですが、ここでいつもやっている電飾で光った時に白目部分の面積が多く見えるという法則?の為、パテで少し埋める作業です。
これはちょっと細かい作業になりますので上級者向けです。
私はこんな感じでパテ埋めしました。
パテが固まってからダイヤモンドポイントで削って整え
色を修正し完了です。
次に眼球と顔の接着です。
最終チェックもかねて資料を見ながら納得したら瞬間接着剤で接着し隙間をパテ埋めします。
この後、光った時の目の色をかすかに黄色くしたかったので、光らせて確認しながら微量の黄色を眼球の裏に塗りました。
次にインナーパーツの接着と
パテ埋めです。
注意する事は、眼球が当たってピッタリ合わない場合でも胴体に合っていれば、無理に押し込んで合わせずそのままつけても大丈夫です。もちろん当たっているところを削って合わせてもOKです。
パテが固まったらダイヤモンドポイントで修正しペイントしておきます。
次に電飾キット(次の画像)の設置ですね。
これ以外にリモコン電飾キットもありますが、まだ届いていないので後日画像添付いたします。
スカイドン電飾キットのスイッチ取り付けですが、塗装してあると分かりにくいのでキットの状態で説明いたします。
次の画像は、スイッチが嵌る面に合わせてピッタリつけて瞬間接着剤で仮付けした画像です。
スカイドンは不規則な背びれなので、スイッチは胴体に対して真っすぐにつきません。
横から見ても斜めです。
背びれパーツには、スイッチがはまる穴が開いていますので
そこに嵌めた状態で前から見たらこの角度になります。
すいません、スイッチとパーツも平行ではありません。
横から見たらこの角度で
顔を合わせて見てこんな感じ
前から見たらこんな感じで傾けて付けてください。
真っすぐに付けちゃうとスイッチが作動せず周りにあたってしまいます。
背びれパーツが周りにあたらないでスイッチがオンオフできる位置で、背びれパーツの中に少量のパテと瞬間接着剤を付けて接着します。
また横から見たら見えないのですが、正面や上から見たらスイッチ用背びれに若干隙間が見えてしまいます。
隙間が気になる場合は、可動の妨げにならないよう周りにパテ盛りしてください。
可動するのでどうしても隙間が見えてしまいますが、どうしても気になる場合は、背びれパーツのスイッチ用の穴を広げたりずらしたり深くしたりして多少の調整は可能です。
画像ではペイント前の状態ですが、この背びれパーツの接着は、ペイントも終わったいちばん最後でいいと思います。
ちなみに電飾しないノーマルキットの場合は、背びれパーツに12番のパーツを
合わせて接着してから胴体に接着してください。
電飾キットは、こんな感じで収まります。
画像ではまだですがスイッチは、補強の為パテで固定しておいてください。
リモコン電飾キット画像は、後日UP致します。
さてこれでスカイドン完成品製作記は終了です。
完成品画像は、これから撮影しHPにUP致しますので、しばしお待ちください。
5/20追記
本体との隙間を少なくする為、電飾キット専用の背びれパーツを作りました。
本体キットの背びれパーツ(左側)か、このパーツ(右側)のどちらでも設置しやすい方をお選びください。
このパーツは、電飾キットかリモコン電飾キット受信機に付属いたします。
5/21追記
リモコン電飾キット受信機が到着しました。
本体の収まり方ですが、アンテナと基板がこんな感じで収められます。
パテなどで基板を固定してもいいと思いますが、顔パーツを外した時に電池交換などがしやすいように固定しなくてもいいでしょう。
その場合は、厚手の両面テープを基板の裏に付けておいてもいいでしょう。
スイッチは、こんな感じでついて
電池ボックスはこんな感じで収まると思います。
リモコン電飾キット受信機なので、ウルトラマンの送信機を使い動作確認をしてください。
この記事へのコメント
電飾スイッチが背ビレと一体化しているのがテレスドンみたいで嬉しかったです。
完成品画像アップ楽しみにしております。
複製品は、どうしても原型と微妙に違ってくるので、成型してみるまで分からない事も多々ありますからね。スカイドン完成品、気に入っていただけたならとても嬉しいです。なるほど、目力ですね!目のペイントは、製作記にも書いたように一番細かくて神経を使うところですが、それをやるだけの効果は必ずありますからね。存在感アリアリのスカイドン完成品が出来てとても嬉しいです。怪獣ワールドフェスティバルに来られる方は、直に見ていただければ幸いです。さ~てそろそろイベントの準備始めないと~