スカイドン完成品製作記 その4
さて今回は、顔と胴体の接合面のパテ処理からですね。
今回はいつもとちょっと違うやり方でやってみます。
というのは、顔と胴体の接合面を奥までピッタシにしてしまうと外しにくくなる可能性があるからです。
まずは胴体側の接合面にワセリンタイプ離型剤を筆塗りします。
次に合わせます。
磁石のおかげで取れません。
つまようじに少しずつパテを取りなるべく離型剤が付いていない方にしっかりつくようにパテ埋めしていきます。
爪楊枝でこんな感じで取っていきます。
必要最小限のパテ盛りですね。
パテが固まったのでパカッと外しました。
パテはうまい具合に顔側についていてくれました。
パテが取れないようにパテと顔の隙間に瞬間接着剤を流しておきました。
さて次は下アゴコンパチ仕様です。
前回初めに説明済みですが、基本的に下アゴはどちらかに決めていただく仕様ですが、この製作記では下アゴコンパチ仕様にするための製作例を紹介いたします。腕に自信のある方はチャレンジしてみてください。
まずは胴体のこの部分にパテを盛ります。
パテが柔らかいうちに開き口用下アゴの接合面に水を付けてから合わせます。
そして、そっ~と外します。
次に少し開き用の下アゴ+スペーサーパーツを水を付けてから合わせます。
すると真ん中あたりは大丈夫ですが、両端に隙間が空きます。
なのでスペーサーパーツ側につくようにその隙間にパテ盛りします。
胴体側に離型剤を付けておいてもいいかもですが、私は水で対処しました。
次に下アゴパーツとスペーサーパーツの接合面にパテ埋めです。
こんな感じでパテ盛りし下アゴ側にはワセリンタイプ離型剤を塗っておきました。
パテをなじませ固まるのを待ちます。
口元あたりまでパテ埋めしておきました。
パテが固まったらパキッとスペーサーパーツを外します。
そしてリューターポイントでディテール修正します。
舌と下アゴの隙間にもパテ埋めしておきます。
下あごとスペーサーパーツの隙間は、口の中ですがここもパテ埋めしておきました。
口開き用の下アゴはこんな感じで、接合面あたりが丁度しわの溝になる感じにしました。
口少し開き用の下アゴはこんな感じで、中央部に若干隙間がありますが、ここもしわの溝の感じにしておきました。
パテ盛り修正したい場合は、スペーサーパーツ側に付ければいいですね。
これでコンパチ作戦終了です。
さていよいよ塗装に入ります。
まずは下塗り用のプライマーとしてこれを吹きました。
お客さんが使っているのを聞いて調べて見たら良さそうなので採用です。
無色透明で皮膜も薄く塗った後もテカらないし
塗った後なのに全然わからないですね。
さて次回からいよいよペイントに入れそうです。
この記事へのコメント
磁石を先に付けておいたので、作業はしやすかったです。
塗装は深い溝が多いので結局、前と同じように黒いサーフェイサーを使いました。引き続き頑張りま~す。