スカイドン完成品製作記 その1
ザラガスキットの発送が完了し現在、電飾キットCを業者さんが製作中でスカイドン複製作業中ですが、業者さんからも抜けあがりサンプルが上がってきていますので、ようやくスカイドン完成品製作記の始まりです。
ザラガス君にちょっと手こずってしまいました~
では始めたいと思います、まずは全パーツです。
胴体が大きすぎて型に収まらないとの事で、やむなくトゲを11本カットし別パーツにしました。
パーツを眺めながら湯口取りとバリ取りの開始です。
使ったリューターポイントをまとめて画像にしました。
ジルコニアロータリーバーとダイヤモンドポイントです。
右から粗目→細目に並べました。
組み立てに入りパテが固まった後の作業で、特に重宝したのが緑色のジルコニアロータリーバーです。
粗すぎず細かすぎず細い所にも入り凹凸を作ったりもできて、段差の修正やディテール修正の前半作業で良く使いました。
デカい胴体は、中空で軽いとは言っても扱いずらいですので、転がったり滑ったりして破損や傷つかないよう使い古したタオルを引いて作業しています。
削りカスなどを払う硬めの刷毛も重宝しています。
湯口取りバリ取りが終わったら洗浄です。
洗う前に中空の胴体には、水抜き用の穴を開けておきました。
デカい胴体は、デカいブラシで粉のクレンザーをたっぷり付けて水がはじかなくなるまでゴシゴシ。
他のパーツは、歯ブラシに粉のクレンザーをたっぷり付けて水がはじかなくなるまでゴシゴシ。
終わったら良く乾かします。
では組み立てに入りたいと思います。
まずは胴体のトゲからですね。
下の画像は、トゲの6番と9番です。
まあ合わせて見れば、合わないので間違わないと思いますけど。
胴体側にはこんな感じで数字が彫ってあります(見にくくてすいません)
ダホ穴があるので上下や位置決めは、合わせて見ればわかると思います。
彫ってある数字でも上下が分かると思います。
トゲを瞬間接着剤で接着しました。
次に胴体と尻尾パーツ大の接合面に2㎜径の真鍮線を打ち込みました。
胴体側の穴は3mm径の穴です。
真鍮線を刺すと合いが悪くなる場合は、真鍮線を使わずに接着するか、
ダホ穴の凸の部分を削り取ってみます。
合わせて見るとこんな感じ。
胴体中空パーツと他のパーツは微妙に収縮率が違うので、どうしてもピッタリいかないようです。
ちなみに大き目の気泡がありますが、製品版にはないと思います(汗)
背中側はこんな感じここは溝で分割してあるので隙間は多めでも大丈夫です。
横から見るとこんな感じ。
瞬間接着剤で接着後、トゲも合わせてパテ埋めしました。
溝や細い所のパテ盛りには、使い古した硬めの筆に水を付けて使うと便利です。
次はこのパーツ。
背中のチャックを隠すためのフタの端と言いますか、劇中でもピッタリついていないようで、隙間が空いていたり浮いて飛び出していたりしているのでここだけ別パーツにしました。
なので原型より少し多めに浮かせてやろうとダホの凸を
一つ削り
胴体側の凹を一つパテで埋めて
少し浮くようにして接着パテ埋めしました。
上から見るとこんな感じ。
もちろん原型どうりに付けても構いませんよ。
パテが固まってから前述のリューターポイントで、モールドが繋がるようディテール修正します。
全体はこんな感じ
上から見るとこんな感じ
次回は、手足や尻尾の先の組み立てからですね。
この記事へのコメント
まるでビール樽のような胴体ですよね(笑)
パテ盛りに関しては、前述の筆作戦が有効ですので是非、試してみてください。
引き続き頑張りま~す。