キングザウルス三世完成品製作記 その６
いよいよ完成が見えてきました。
さて瞼の修正が終わったら、眼球を顔に接着します。
眼球を正確な位置に接着する方法としては、眼球の位置や角度など資料を見ながら確かめ、眼球を裏からマスキングテープで仮付けします。
次にマスキングテープを３か所ぐらいめくり瞬間接着剤を眼球の隙間に流します。
注意することは、瞬間接着剤を流しすぎると表に流れ出てきちゃいますので、少量だけ流します。
そのまましばらく置いておけば、マスキングテープをはがします。
次に眼球の裏にラッカー系の白を筆塗りしました。
これにより明るすぎる光を抑えられます。
どのぐらい抑えるかは、インナーパーツをはめて光らせてみて判断します。
私は厚塗りで１回塗りました。
眼球の塗料が乾く間、お腹のフタに電池ボックスとスイッチ設置用ステー（レジンパーツ）の接着をしたいと思います。
電池ボックスとステーを設置する場所にはガイドがあります。
付ける方向ですが、次の画像の向きで接着してください。
ステーと電池ボックスも接しているので瞬間接着剤で接着しちゃいましょう。
輪ゴムで止めておきます。
電池ボックスの電線部分は溝になっています。
スイッチ側はこんな感じです。
スイッチはこんな感じにはまります。
小さいパーツは、ボタン部につくパーツです。
小さいパーツは、こんな感じで付きます。
向きがありますので、画像を参考にしてください。
まずワセリンタイプ離型剤を可動部分のボタンのまわりに塗っておきます。
次にステーとスイッチ、スイッチのボタンと小さいパーツにパテ盛りします。
ボタンを押さない時（平常時）にフタに合うようパテとの間隔を調整します。
多少ボタンを上下に動かし確認しながら作業した方がいいでしょう。
ボタンの可動が心配なので、パテは盛りすぎないようにします（画像のパテは盛りすぎました）
電池ボックスの電線部分は、こんな感じで輪ゴムでとめてパテ盛りしておきます。
余ったパテは、電池ボックスとステーの接着部の隙間埋めに使います。
ただ盛りすぎると胴体にはめる時に当たるかもしれませんので、少なめに盛ります。
横から見るとこんな感じ
パテが固まったら胴体にハマるかどうかを確認します。
あたっているところがあれば、削って合わせます。
次にボタン部の可動確認です。
まず面にそって平らにならします。
次に画像のように親指の爪を使いボタンの下から上に押し上げてみます、これで動かない場合は、
プランBです。
次の画像のようにマイナスドライバーをここに差し込みボタンを下から上にテコの原理を使い押し上げると外れると思います。
次にボタンの周りのパテ部分を軽く削りフタの穴の中間部分～奥の部分をグルっと一周削ります。
使ったのは画像のようなダイヤモンドポイントです。
スイッチの金具を下げたいときは、中間部の小さいワッシャー部を爪で押せば下がります。
ボタンを付けてみて動作確認します。
カチッとなるまで押し込んで可動すればOKです。
滑りをよくするためにワセリンタイプ離型剤を付けておいてもいいかもです。
次にボタン上面のモールド修正で使ったポイントです。
ボタン周辺の修正後の画像です。
一つ難点があるのは、ボタンは丸いので回転してしまうという事です。
さて顔の方に取り掛かります。
眼球の裏の塗料が乾いたらパテ埋めします。
これしっかりやっておかないと完成した後、目を押したら眼球が外れてカタカタ動くなどいう事になったら、目も当てられない.............です、目だけに（笑）
次ぎにインナーパーツを接着パテ埋めします。
LED回りもパテ埋めします。
修正しました。
では顔の接着です。
下顎と顔を首につけて見て正面顔や横顔が不自然じゃないかのチェックと接合面が合っているかどうかを確認します。
電飾キットの場合は、コネクターは外して首の中から胴体まで電線とコネクターを通せることも確認しておきます。
まずは顔と下顎を接着パテ埋めします。
口の中は、奥まっていてリューターが入りにくいので、なるべくパテ盛りだけで着色できるよう表面を整えておきます。
口の中のパテが固まりペイント修正後、顔と首を接着パテ埋めします。
反対側はこんな感じこの後、パテ部分を修正すれば完成です。
さてこれでキングザウルス三世完成品製作記は、終了で～す。
この後、写真撮影してからアス工房のアルバムにUP致しますのでしばしお待ちください。
この記事へのコメント
完成品製作記、お疲れ様でした。拘り抜いた塗装の眼球が接着された事でキングザウルス３世に生命が吹き込まれましたね。まさに絶妙なバランスです。電飾キットの作りも見ていてワクワクしちゃいました。改めて完成画像を楽しみにしています。また新作も楽しみにしています。
キングザウルス三世の眼球は、なかなか手ごたえありました。何とか形になって良かったです。あとは電飾キットスイッチですが、ステーの方にばかり気を取られていて、無い頭を使い作ってますのでボタンが回転してモールドが合わなくなるところまで頭が回転していませんでした（苦笑）
キングザウルス三世の準備が落ち着いたら、新作告知したいと思います。
お楽しみに～