キングザウルス三世完成品製作記 その4
さて今回は、お腹と口の色からです。
口の中は、顔にインナーパーツを嵌めマスキングしてから、レッドにフラットベースを混ぜた色を細目のエアブラシで吹きました。
お腹の色は、モンザレッドにつや消しホワイト+フラットベースで、明るめの赤にして次の画像のように細めのエアブラシで吹きました。
下顎の裏もこんな感じで吹きました。
次に歯のペイントはがしをしました。
これは後からラッカーのホワイトを筆塗りする際、下の色が溶け出さないようにする為と厚塗りで歯の形がボテッっとならないようにしたいからです。
歯は怪獣の命ですから、ここは時間をかけてジックリ作業します。
次の画像のように硬めの面相筆で、筆洗い用のシンナー(ツールクリーナー)を付けて落としていきました。
筆で塗料を溶かしながら、筆で吸い取ってティシュペーパーで筆についた塗料を拭くという感じです。
そしてホワイトを筆塗りしました。
別のペイント方法としては、マスキングしてエアブラシで吹いてもいいと思います。
はみ出したところを赤で修正しました。
この後、舌を下顎に接着しました。
次に足の爪です。
ここはシンナーで溶かしながらティシュペーパーで拭きとりました。
そして艶消しホワイトをシンナーで薄めながら地の黒いサーフェイサーと混ぜながらラフに筆塗りしてみました。
汚しもかねてという感じで。
裏から見たらこんな感じ
あとお腹の赤を所々濃くしたり、基本色のブルーにタンを混ぜて赤との境界線あたりに吹きながら、赤い部分の形を整えました。
剝がすとどうしてもサーフェイサーの黒と基本色の青の層ができてしまうので、修正しました。
しかしこの爪、艶消しホワイトなのにつやがあるなあ~
まあ爪は体色に近いので、汚し塗もかねて所々にタンと基本色を混ぜた色を吹きました。
さらに土の色としてサンディブラウンにブラウンと白を混ぜたフラットベース多めの色で汚しをかけました。
次に角のマスキングを剥がしキャラクターホワイトを吹きました。
角に均一にエアブラシをかけるのは結構難しいかもです。
足りないと思ったら吹きすぎて垂れてしまったりしますので、薄めで何回か吹きます。
マスキングテープをはがしはみ出したところを修正しました。
ついでに汚し塗装を増やしました。
反対側はこんな感じ
汚しは後でもできるので、次回は墨入れウオッシングに入りたいと思います。
この記事へのコメント
お疲れ様です。芸能人のみならず、怪獣も歯が命、まさに名言です。全体的に色が乗り、これからの塗り重ねが更に楽しみです。
キングザウルス3世が先ではありますが、何かフェミゴンと色合い似てますよね(笑)
更に言うなら爪も大事ですしね。
この後、体のペイントは主に汚し塗装という感じですかね。
フェミゴンの顔はキングザウルス三世を流用しているからついでに色も......な~んてノリだったりはしませんよね(爆)