キングザウルス三世完成品製作記 その3
今回は顔周辺の組み立てからです。
まずは角からです。
ダホ穴として嵌るようになっていますので、位置決めできると思いますが固定できるわけではないので、エポキシパテを少量付けて瞬間接着剤もつけてから合わせます。
パテのおかげで多少角度など微調整ができます。
角は下から見ると、左右で長さが微妙に違うことが分かりますが、
正面から見ると、あまり変わって見えません
それは何故かというと微妙に角度が違う(右の角が立っている)からですので、こんな感じで固定します。
すいません、ちょっとピントが合ってないですね。
横から見るとこんな感じ
反対側はこんな感じ
今のうちに眼球をはめてインナーパーツや舌が合うかどうかチェックしておきます。
インナーパーツが合いにくい場合は、当たって入る部分をペーパー等で削っておきましょう。
眼球は洗浄時にクレンザーで磨いてありますね。
ではいよいよサーフェイサーを筆塗りしました。
黒いサーフェイサーをモールドの奥まで塗れるよう固めで毛の抜けない筆を使いました。
角はキッチリ、歯や爪は軽く、後ではがすので今のうちにシンナーで拭いておきました。
使ったサーフェイサーはこれ。
ガイアノーツGS-03 サーフェイサーエヴォブラック です。
サーフェイサーが乾いたので、角をマスキングしました。
この作業は、サーフェイサー塗る前で良かったですね。
さていよいよペイントです。
まずは基本色つくりですね。
青系のラッカーを一通り紙に塗ってみました。
モニター画像の色が赤っぽいのでこの画像では分かりにくいですが、どうやらブルーかキャラクターブルーが近いようなので、その二色をメインにしてスカイブルーとレッドを極少量まぜてフラットベース多めで基本色を作りました。
基本色をエアブラシで全体に吹きました。
反対側はこんな感じ
青々としてますね~
でも下地が黒なので、深みというか品のある青だと思います。
次回もペイントの続きです。
この記事へのコメント
お疲れ様です。作業も順調に進んでますね。角の取り付けバランスを見る画像で若干、上方から正面を写した画像が短めの足と合いまって、とても可愛らしく感じました。
色も非常に良いですね。下地が黒だから深みが出てるんですね。次回も楽しみにしております。
この怪獣、けっこう愛嬌ありますよね、それもこの怪獣の魅力になっていると思います。クリチャーとは違うんですよね。
いや~ホントいい青ですね~
このまま飾っておきたいぐらいですが、これから汚していこうとしています(笑)
カッコ良さ、美しさ、愛嬌、それがウルトラ怪獣の魅力です。
「愛嬌」、これメッチャ大事!
海外クリーチャーを意識して、ウルトラ怪獣をグロくアレンジしてしまうのは、分かってない人のする事です。
まあ人それぞれ好みがありますが、愛嬌はウルトラ怪獣の持ち味のひとつですよね。カッコイイ怪獣でもどこか愛らしさを含んでいたり、全体のフォルムが美しかったりしてね。
「カッコ良さ、美しさ、愛嬌、それがウルトラ怪獣の魅力です。」
同感です。
そんな素晴らしいエッセンスをこれからも造形に反映させていきたいですね。
ていうかそれがないと、作っていて面白くないですしね。