キングザウルス三世完成品製作記 その1
ワンダーフェスティバルの影響で、原型完成からだいぶ時間がかかってしまいましたが、ようやく業者さんから中空成型の胴体パーツサンプルがあがってきたので、やっと完成品製作記に取り掛かかる事ができます。
商品発送までは、まだ時間がかかりそうで3月末頃になる見込みですが、私的には早めに複製や製作など発送準備を済ませて新作に取り掛かりたいところです。
まずはパーツのチェックからですね。
インストを見て、すべてパーツが揃っている事を確認してください。
電飾キットの場合は、電飾キットと電飾加工箇所も確認しておきます。
今回の電飾キット
やはりLEDの電線が長めですね。
レジンパーツは、スイッチ設置の際に使用します。
あと今回の電飾キットは、ネオジウム磁石8個が付属します。
強力な磁石なので、取り扱いには十分注意してください。
今回の電飾加工について
加工無しでノーマルキット&電飾加工無しキットの場合は、このままです。
電飾キット加工済みの場合はこんな感じです。
では時間をかけてジックリ作業開始です。
集中して作業に没頭できれば、ストレス解消にもなりますよ。
湯口取りは、粗目のリューターポイントかカッターナイフや紙やすりで取ります。
カッターナイフがうまく使えれば早く取れますが、取り扱いには十分気を付けてください。
これは通称「ブリッジ」と言って気泡を抜けやすくするための橋渡しです。
こういう部分も湯口と同じように取り除きます。
処理前
処理後
次にリューターにダイヤモンドポイントを装着しパーティングラインを消しながらモールドをつなげていきます。
光の角度で見やすくなります。
処理前
処理後
次に牙のバリ取りです。
キングザウルス三世の歯は、細くて小さいので削りすぎないように慎重に作業します。
ダイヤモンドポイントで大まかなバリを取ったら、歯の部分は削りすぎないよう砥石ポイントで磨くように処理するのがいいと思います。
この後、スポンジヤスリ(細目)をカットして薄くした角を使い磨きました。
カットしたスポンジヤスリとリューターポイント
他にバリ取りで手間がかかるのは、角でしょうか。
ツルっとしたパーツなので、パーティングラインを消すのに時間がかかります。
丸みを出すのにスポンジヤスリが重宝します。
そうこうして処理中に気泡を見つけたら、この時点でパテ埋めしておきます。
使うパテはこれ!
粉に瞬着液をたらしペースト状で使用します。
効果時間は、粉の多さで調整(粉が多めで早く固まる)します。
ほんと気泡埋めには重宝しています。
注意することは、薄くして使うと気泡に流し込みやすいですが、固まったときに縮むので、なるべく濃いめのほうがいいです。
こんな感じで気泡をダイアモンドポイントで広げて流し込みます。
固まったらダイアモンドポイントで修正して完了。
さて次は洗浄ですね。
いつものように粉のクレンザーをたっぷり付けて歯ブラシでゴシゴシ。
胴体は、大きいブラシでもいいと思います。
水がはじかなくなったらOKです。
次回は組み立てに入ります。
この記事へのコメント
お疲れ様です。キングザウルス3世の完成品製作記いよいよ始まりましたね。楽しみにしております。電池交換場所のお腹パーツがごっそり開口されているのにはビックリしました(笑)
楽しみにしていただきとても嬉しいです。
今回の電飾キットは、加工にちょっと手間がかかります。
このフタにスイッチと電池ボックスが付く仕様になっています。