ドドンゴ完成品製作記 その7

本題に入る前に一か所。
尻尾と胴体の接合面についてです。
原型ではピッタリ合っていたのですが、レジンになるとちょっとキツクなり合いが悪くなりましたので
DSCF1400.JPG
画像のように胴体側のダホを削りました。
DSCF1403.JPG
ピッタリ合いました。
DSCF1405.JPG


さて本題に入りますが、いよいよサーフェイサー塗装かと思いきや、今回はいつもと違う方法でやってみようと思います。
でっ、こんなのを購入しました。
DSCF1397.JPG
フィニッシャーズ マルチプライマー110ccというものです。
塗装法はいつも自己流で、こうゆう材料とかにはホント疎いので、使ってみなけりゃわからないし自分でやってみないと理解できないので使ってみることにしました。
そもそもサーフェイサーで怪獣の細かい表面ディテールを埋めてしまうのはどうもなあ~と常々思っていて、なるべく薄く塗るようにしていました。
ドドンゴのたてがみの色は、レジンの色(アイボリー)を基調にして塗りたいと思ったので、どうしようかなあと考えたり調べたりしているうちに、そういえばサフレス塗装という方法があるなあと思い、このマルチプライマーに行きつきました。
このマルチプライマーなら透明なのでレジンの色を生かせます。
ではたてがみ以外の場所はどうする?
この際だからサフレス塗装に挑戦だ~
という事になりました。
フィニッシャーズ マルチプライマーの説明では「そのまま希釈せずに塗装してください。薄く均一に、薄く塗るほど効果的です」と書いてありますので付けられるパーツはつけて、エアブラシで吹きました、ジャーン!
DSCF1410.JPG
あらゆる方向から
DSCF1407.JPG
パーツは両面テープにのせて
DSCF1413.JPG
マルチプライマーを吹きましたよー--本当ですよー--
そうなです、なんと言っても無色透明なのでどこにどのぐらい塗ったか、画像でもわからないし塗っていてもわからなくなりそうなので、とても薄く均一に塗るなんてできそうもありませんでした。
塗られていないと意味がないので、余分に吹いて厚塗りしてしまったところも多々ありますが、一通り吹きました。

マルチプライマーが乾いたので、電飾キットでは重要な光漏れ防止用の黒+シルバーを顔とインナーパーツに筆塗りしました。
DSCF1415.JPG
次に基本色作りですね。
使うのはいつものクレオスミスターカラーで、
グリーン+キャラクターブルー+ルマングリーン(小々)+フラットベースで作りました。
グリーンよりもブルーに近く明度は暗めで、たてがみとの明度差をつけておこうと思いました。
今回は、体色をキッチリたてがみと色分けするため筆塗りを多用しました。
塗り分け部分は筆塗りで、それ以外はエアブラシの細目のを使いました。
DSCF1424.JPG
塗り分け部は、資料を見て描かないとわからない場所が多々ありました。
DSCF1418.JPG

次回もペイントの続きです。



この記事へのコメント

ROOT87
2022年07月12日 19:18
浅川様。こんばんは。今回は透明なプライマー処理からの塗装なんですね。レジンキットも以前のような気泡だらけなんて事もないので、サフレスでも十分大丈夫だと考えると技術向上に感謝です!緑色の色合いが素敵です。まだ重ねられるのでしょうが、早く全体像が見たいです。
浅川
2022年07月12日 20:35
ROOT87様 こんばんは。透明プライマー使用なので、たてがみ部分のパテの色を明るい白とかにしておいたほうが良かったです。それについて次の記事で書きました。そうそう冒頭で取り上げた瞬間接着パテの方がよかったかも。
現在、複製作業中なので、気泡との闘いです(笑)
怪獣画廊
2022年07月12日 23:43
私はミッチヤクロンスプレーを使ってます^_^
浅川
2022年07月13日 08:59
怪獣画廊様 おはようございます。ミッチヤクロンスプレーかなり優れものみたいですね。今度買ってみよ~