ドドンゴ完成品製作記 その4
さて今回は首周りの組み立ての続きです。
引き続き電飾キットの場合の加工なのでノーマルキットの場合は、顔と下あごの記事まで飛ばしてください。
前回片側だけ付けたネオジウム磁石が二つ別々に接着されていることを確認します。
次に反対側の方にも同じように瞬間接着剤をつけて
二個付いたままのネオジウム磁石を付けて
フタ側に瞬間接着剤とエポキシパテを画像のようにつけて、こちら側から
はめ込みます。
あとはパテが固まるまで輪ゴムで押さえておきます。
パテが固まったら外してみます.....むむっ、少し磁石が強力すぎたかも。
まあでも無事、両方に磁石が接着されていました。
次に取っ手の役割になりそうな炎のたてがみ(以後たてがみパーツと呼ぶ事にします)パーツ14番に真鍮線を打ち込み
接着してみました。
横にもたてがみがこんな感じで付きますが、
このパーツはペイントしてから接着しようと思います。
ネオジウム磁石を使わない場合のフタの加工ですが、この両脇の15番と13番のたてがみを接着してから、その裏に真鍮線を打ち込んで取り外し可能のフタにできると思います。
ではいつものように取り外し可能にするための接合面の処理ですね。
まずワセリンタイプの離型剤(RCベルグ製)を中間パーツの接合面に塗ります。
次に瞬間接着剤を一回りつけて
エポキシパテを糸状にしてつけていきます。
中間パーツにはめて押し込みはみだしたパテを取りながら表面をならします。
14番のたてがみパーツの隙間も埋めておきます。
パテが固まったらリューターにダイアモンドポイントを付けて表面処理。
大きめのダイヤモンドポイントも使い多めに削りました。
パカッとはずしたら、こんな感じになりました。
さて次に首パーツと顔と下あごですね。
まずネオジウム磁石を使わないで接着パテ埋めする場合です。
付属のダホ穴パーツを
この場所に接着してください。
真鍮線はこの場所に打ち込みますが、
左側の穴は深くすると貫通してしまうので気をつけてください。
顔と首は真鍮線をずらしたり穴を広げたりしてピッタリ合うように調整しておいてください。
次回はネオジウム磁石を使って取り外し可能にする場合の加工をやりたいと思います。
この記事へのコメント
最近はすっかり定番化した磁石活用も今回も健在ですね。しかし、それとは別にいつも感じているのはパーツ接合部のパテ処理の美しさでしょうか。自分がやる時はどうしても多めにパテを盛ってしまうので、浅川様のように綺麗な表面になりません。やはり、確実な軸打ちやパーツ形状の確認など細かい作業の積み重ねなんだろうと改めて感じました。
ネオジウム磁石はとても役に立っています、まあ反面、取り扱いは十分気を付けなきゃですけどね。
パテ処理後のリューターにダイアモンドポイントを付けての修正は、場合によりますが今回のこの場所は、少なめにパテを盛り大きめのダイヤモンドポイントで多めに削りました。
そうすると元々あったレジンも削ることになりますが、この場所は完成後、目立たない場所なので大丈夫です。
ただ細かい皺などをつなげる作業も増えるので、多少手間がかかりますけどね。