マグラー完成品製作記 その9

前回気になった所の修正しました。
細いエアブラシを使い艶消し黒を所々に吹きました。
汚し塗装もブラウン+フラットベースで所々に吹きました。
あとクリアを牙と一番前の角に吹きました。
一部エナメル黒のウオッシュイングもしました。
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体のペイントは、ほぼ完了です。
次に電飾キットです。
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スイッチ取り付け時期はこの後、目のペイントやLEDの設置などの作業があるので、今スイッチを付けなくてもいいです。
またスイッチの取り付け位置についてですが、外から見えるけど操作しやすいのがこれですが、四足ポーズの場合丸見えになります。
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外から見えにくいけど操作しずらいのがこの位置です。
爪を使えば操作できると思いますが、もしできない場合は棒とかで操作する感じになると思います。
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私は指が細めなのでこれでいきます。
早速、パテで固定しパテが固まるのを待ちます。
ここで注意することは、可動部分にパテが付かないようにすることです。
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裏側はこんな感じ
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表側はこんな感じで、パテが固まる前に合わせておきましょう。
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上アゴインナーパーツにLEDをはめてみます。
もし入らない場合は、3㎜のドリルで穴を広げてください。
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今回は初めて白目を塗らずに、本物どおり透明のまま黒目だけペイントしてみようと思います。
特に立ちポーズマグラーは、劇中でも目が光ってない資料しかほとんど見当たらなく、目が光っていないマグラーのイメージしかないからです。
何通りか試してみたのですが、黒目のマグラーと光った目のマグラーを両立できる方法を見つけました。
まず細か目のスポンジヤスリで眼球の表面を丁寧にかけます。
これにより細かい傷がつき光は拡散するのに光らない時は、暗い目になります。
ていうか目までコンパチかよ~(笑)
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眼球の裏には白(9)+イエロー(0.8)+レッド(0.2)を塗りました、これは光らせた時、LEDの光を拡散させる為です。
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白が乾いたら黒目を面相筆で塗ります。
もちろん顔に合わせて資料を見ながら描きます。
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眼球には黒目の跡が付いていますが、電飾する場合はそれより大きめにしたほうがいいです。
今回は下時の白がないので気楽ですが、やはり「目」は緊張しますね。
画像の綿棒が修正で重宝しました。
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画像のように上アゴパーツのLEDを光らせながら、
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眼球は、うらをセロテープなどで固定して黒目の位置や大きさなどをチェックします。
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そして電飾の場合は、瞼も少し小さくした方が良いのと、目の輪郭はパーティングラインでもあるため、修正しながらパテで形を決めていきます。
パテがつかないよう眼球に水を付けて合わせてみた方がいいでしょう。
この作業は、完成度のレベルUPに直結するほど重要ですが、細かく精度が要求される作業なので、腕に自信のある方向けかもです。
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パテが固まったらリューターにダイアモンドポイントを付けて整えます。
目の周りの造形とつながるようセンスの見せどころです。
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艶消し黒を塗って
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眼球を合わせてみてチェックしてみたら、今度は上瞼が気になりだしたのでパテで修正。
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パテが固まったらリューターにダイアモンドポイントを付けて整えます。
眼球をセットして光らせてみると
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こっちの方が黄色いですね、色の調整は裏面の色だけなので、両目の色が同じになるよう色を調整します。
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眼球が決まれば、あとは組み立てだけです。
瞬間接着を何か所かに付けて眼球を固定した後、パテで補強します。
同時にLEDも固定します。
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上アゴを接着パテ埋めします。
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首部パーツも接着パテ埋めします。
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この時、重要なのは下アゴパーツ二種類と胴体に合わせてみてちゃんと合うかどうかです。
もし合わなかったら、当たっている所を見つけて削ってください。
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最後は電池ボックスの収納です。
首部パーツの裏側には、電池ボックス用の凹みがありますので、
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そこに接着パテ埋めします。
片側に電線が収まるようになっています。
また電池交換しやすいように手前に傾くようになっています。
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パテが固まったらリューターにダイアモンドポイントを付けて表面処理後、色を付けて完成です!

いや~今回は長かった~
もうコンパチは当分いいやと思いきや、折角慣れてきたんだから今後の製品にも生かすべきだとの声もします(笑)
この後、完成品画像を撮影しアス工房のHPにUPいたします。

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