マグラー完成品製作記 その5
いや~コンパチ化、まさかここまでやるとは思っていませんでした。
でも磁石って便利ですね。
その経験を今後の製作にも役立てたいと思います。
さていよいよ顔周辺の組み立てです。
とは言ってもペイント前に組み立てられるところはあまりないかも~
それと言うのも開き口と少し開き口の選択が出来る下あごは、造形が入り組んでいる為、頭と首部を接着した場合、真鍮線があると交換できなくなるのです。
なので下アゴは、どちらかに決めて接着することをお勧めします。
ただそれを回避する方法はなくもないので、後で挑戦してみるつもりです。
まず頭と首部を合わせてみましょう。
この接合面は、ダホがない代わりに起伏が大きめになっていますので合わせやすいと思います。
こんな感じです。
早速、真鍮線の場所に3㎜の穴を開け2㎜の真鍮線を刺します。
当然ユルユルです。
合わせてみます。真鍮線のない時と同じように合っていればOKです。
次に上あごパーツを合わせてみます。
側面が当たって前に行かない感じですので、リューターに紙やすりポイントをつけて削ってみます。
前の方の隙間が無くなりピッタリ合いました。
こういう歪みや収縮は個々のパーツで違うと思いますので、全部が全部同じところを修正すればいいとは限りませんので予めご了承くださいね。
次に下アゴと首部パーツの接合面の真鍮線の穴開けを3㎜のドリルで開けます。
ここは穴の角度が決めにくいですのでこの画像を参考にして下さい。
真鍮線の印は、外側の方が開き口用ですので間違えないようにして下さい。
下顎穴開けの角度はこんな感じ。
次にパテを両穴に詰め込みます....画像↑ではすでにパテついてましたが(汗)
そして離型剤を付けた真鍮線を差し込みます。
差し込んでからも離型剤を塗ります。
そうです、後で真鍮線を抜きとるためです。
そして圧着し合わせます。
裏から見ると隙間があるので、ここからはみ出したパテを整えておきます。
頭パーツのほうもさっき開けておいた真鍮線の穴にパテを詰め込みます。
そして真鍮線を刺してから、離型剤を真鍮線に塗ります。
首部の方の真鍮線の穴にもパテを詰め込みます。
下あご、頭、首部が合わさりピッタリ合っているかどうかチエックします。
大丈夫なようなら輪ゴムで圧着固定しておきます。
パテが固まったら外してみます。
下あごの真鍮線は、プライヤーなどで引っこ抜きます。
次に少し開き口用のスペーサーパーツと下あごパーツを合わせてみて合っていればしっかり持って2.1㎜のドリルで穴開けします。
ここは貫通させてください、そしてそのまま首部まで穴開けします。
ドリルの角度はこんな感じ。
次にスペーサーパーツをひっくり返し下あごパーツに合わせます。
合っていれば、しっかり持って2.1㎜のドリルで穴開けします。
この時、真鍮線の印があると思いますがそれは無視して、先ほど貫通させた穴に合わせて下あごパーツに穴開けします。
ドリルの角度はこんな感じ。
開けた穴に真鍮線を通して合わせてみます。
大丈夫なら頭パーツも合わせてみます。
さて次は胴体と頭+首部(まとめて顔側とします)の接合面です。
顔側の接合面はこんな感じです。
これを見てお気付きのように、ここは磁石が嵌るようになっています。
電飾キットでの電池交換用に取り外し可能にするためです。
なので電飾しない場合は、この後の取り外し可能の為の製作は関係ありません。
そして顔側の接合面に真鍮線の穴を4ヶ所2.1㎜のドリルで穴を開けて真鍮線を打ち込み、瞬間接着剤で接着しておきます。
合わせてみるとこんな感じ。
ここで真鍮線のない時と同じように合うかどうかチェックし、合わない場合は原因を突き止めて修正しておきます。
上から見るとこんな感じ。
次に胴体側に電飾キットに付属してある磁石を二個ずつ嵌めて、下の磁石は瞬間接着剤で接着します。
顔側にはパテを盛っておきます。
パテと磁石の間に瞬間接着剤を一滴つけて
圧着!
立ちポーズならのせておけば圧着ですかね。
パテが固まったら外して磁石周辺の補強と修正をします。
次に顔側の真鍮線がしっかり瞬間接着剤で接着されている事を確認し真鍮線とその周りに離型剤を塗っておきます。
胴体側の真鍮線の穴にパテを盛って補強します。
パテを穴の上に載せ瞬間接着剤で接着しておきます。
一応、ガイドとして爪楊枝などで穴を開けておきます。
そして圧着!
パテが固まったらゆっくり外してみます。
パテが上手いように潰れて密着し真鍮線の穴も無事です。
次に瞬間接着剤でさらに補強しパテも盛っておきます。
この後、顔と胴体の接合面を更にピッタリパテ盛りします。
まずは胴体側に離型剤を塗っておきます。
次にパテを糸状にして接合面に少しはみ出すぐらいに付けていきます。
水を付けた爪楊枝で転がすように付けていくとつけやすいです。
一回りつけたら
圧着!
パテが足りない所は、上から足して修正します。
こういうスパチュラがあれば、細かいところのパテ埋めがしやすいです。
なければ耳かきを削って細くするとかでもいいかも。
パテが固まったらリューターにダイアモンドポイントを付けて表面を整えます。
パキッと気合いで外します。
あとは瞬間接着剤で補強しておきます。
この取り外し可能にする方法は、デラックス版で手、脚、尻尾の付け根パーツ、角などのコンパチ化の際にも使う方法です。
次回も顔周辺の製作ですね。
そろそろ先が見えてきたかも~
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